AMED 難治性疾患実用化研究事業

難治性脈管異常の個別化医療実現のための
診断システムの構築

脈管異常は希少疾患が多く、診断が確定するまでに時間を要します。本研究班は、遺伝子解析の結果を全国の専門家で持ち寄り、診断と治療方針を検討する仕組みをつくっています。班名の「VA-EP」は、Vascular Anomaly Expert Panel(脈管異常エキスパートパネル)の略で、この専門家による合議のしくみを指します。

Development of a diagnostic system for precision medicine in refractory vascular anomalies
参加機関
全国10機関(研究代表機関+共同研究機関9)
研究期間
研究実施許可日 〜 2032年3月31日
課題番号
26ek0109864h0001(AMED 難治性疾患実用化研究事業)
臨床試験登録
UMIN000062837

医師・研究者の方へ

なぜ診断が難しいのか

脈管異常の多くは希少疾患であり、確定診断に難渋する症例が少なくありません。原因となる遺伝子変異の多くは病変部位にのみ存在する体細胞モザイク変異で、変異アレル頻度(VAF)が極めて低いため、一般的な遺伝子検査では検出できないことがあります。

そこで本研究班は、CD31 ソーティングで病変の内皮細胞を濃縮する方法や、血中を流れる DNA(cfDNA)を用いた検査を整備しています。得られた結果は、臨床・画像・病理・遺伝子の各専門家が参加するエキスパートパネルで検討し、診断と治療方針を決めます。

患者・ご家族の方へ
疾患の説明・治療情報(シロリムス等の薬物療法を含む)は、姉妹サイト cure-vas.jp が担っています。
cure-vas.jp へ
研究パートナー(PPI メンバー)を募集しています
遺伝子検査の結果の返し方や説明の書き方を、患者さん・ご家族の立場から一緒に考えてくださる方を募集します。月1回程度のオンライン会議で、医学の知識は必要ありません。締切は 2026年11月30日(予定)です。
募集の詳細

最新のお知らせ